9月17日(金)山口県周防大島町「地家室海域公園」ニホンアワサンゴ群落先日回収した水温ロガー(2010.9.20~2021.9.12設置)の記録が届きました。先日回収した水温ロガー
このロガーの記録をグラフ化すると下記のようになります。表1 2020.9.20~2021.9.12の水温の変化
表1から、昨年大量斃死したときの水温の変化を数値で見ると、その時の水温は例年より1℃低く推移していることが分かりました。また、その年の8月の水温を表2から調べてみるとこれも同じく例年に比べて低く推移していました。表2 2019.9.19~2020.9.13の水温の変化
これらの事から昨年の夏は幼生保有前、幼生放出時ともに例年に比べて水温が低かったようです。また、表2から8月の水温の変化も昨年は今年に比べて大きかったことが分かります。昨年の大量斃死は低い水温及び水温の急激な変化によっても起きたのかもしれません。
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